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「菅主導」「強い財政」「草の根」…具体案は?(読売新聞)

 菅首相が11日に行った初の所信表明演説は、首相自ら起案し、思い入れのある経済財政政策や「草の根」出身の経歴を前面に押し出した「菅主導」の内容となった。

 「全部聞いてましたか? もっと大変なことを申し上げたつもりなんですけどね」

 11日夜、演説で消費税率引き上げなどに言及しなかった理由を記者団に問われた首相は、途端にむっとした表情になって反論した。演説で超党派の「財政健全化検討会議」の創設を呼びかけたことを挙げ、「私からすると(消費税より)もっと踏み込んだ内容だ」と自負心をのぞかせた。

 首相は財務相を経験したことで、日本の国家財政の危機的状況を実感したとされる。40分近い所信表明演説の半分を「経済・財政・社会保障の一体的建て直し」に充て、財政健全化に取り組む姿勢を明確にした。

 演説の草稿作りには、国会で首相指名された翌5日から取りかかったという。自らの政治経験や、長年温めてきた政策などについて、首相がまず口述し、古川元久、福山哲郎両官房副長官と厚労省出身の山崎史郎首相秘書官が原稿にした。首相はその一字一句に目を通し、古川氏らは首相の「駄目出し」で10回以上原稿の推敲(すいこう)を重ねたという。

 政策の表明以外に首相がこだわったのが、自らの「政治の原点」の紹介だ。市民運動から政治に参画した経験、3度の落選を経てミニ政党から始めた議員生活を振り返るだけでなく、新政権には自身以外にも「若くして地盤も資金もない身一つ」の非世襲議員がいることを指摘。昨年の政権交代の熱気を呼び戻す狙いがあったようだ。

 演説には、与野党から厳しい意見も出た。自民党の谷垣総裁は経済政策について「マニフェストが砂上の楼閣だったことを自白している」と指摘した。国民新党の下地幹郎国会対策委員長は、「言葉よりも実行が大事」と皮肉交じりに語った。

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by na1cq1ko5j | 2010-06-16 10:04